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Birds Are Flying Away
The sun rises and sets,
The moon rises and sets,
Birds are flying over the seas, rivers and mountains
Birds are flying over disturbances and disappointments
Under complete darkness,
Under excessive brightness,
Birds don’t count how many days they are flying
Birds don’t care how many birds are flying together
With their tiny wings
With all their strength
Flying on rainy days, windy days and in scorching heat,
No matter how happy, sad, or fearful they feel.
Poem by Felicia Jarvis
© 2018 Felicia Jarvis All Rights Reserved
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ReplyDeleteこれもまさに詩だと感じます。すべてを言わない。あとのことは読者に考えさせ、感じさせる。かといって、言葉を省きすぎると、今度はわけがわからなくなって、読者はあなたの詩を理解するのを諦めてしまう。Felicia さんは、適度なところで言葉を省くことができるのです。
ReplyDelete日本で有数の料理の名人は、次のように言っているそうです。「いちばん難しい料理は、焼き飯とか(肉や玉ねぎの入ったオムレツではなくて、玉子だけの)オムレツだ。あまりにも簡素な料理なので、ごまかしがきかない。料理人の本当の腕は、そういう単純な料理の中で試される」
文章の下手な書き手は、修飾語句をたくさんつけます。美辞麗句を駆使して長い文章を書きさえすれば、あたかも上手な文章であるかのように素人をだますことができます。しかし装飾を徹底的に省き、ミニマリズム(minimalism)に徹すると、書き手の本当の腕が試されます。Felicia さんはミニマリズムに徹しているからこそ、その感性と技能と思想の深さがそのまま浮かび出てくるのだと思います。
言葉を省く難しさは、読者との共通の接点を把握していることが必要になることです。それは、学習とかではなく、日常の観察からくるのかもしれません。詩は芸術で、表現は自由ですが、どの言葉を省くか、それによって、どんな読者にどんな印象を与えるか、感動を与えるかが変わってくるのかもしれません。
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